薬剤師の転職活動は今から!エージェント活用・業務効率化で手間削減

せつな
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転職したい薬剤師が転職活動するべき時はいつでしょうか?
答えは今です。
なぜそのような結論に至ったかということは後程お伝えします。
この記事で得ることができる転職に関する情報 転職のメリット、デメリット

メリット
  • 残業が増えていく理由を知ることができる。
  • 分担作業をすることで残業を減らすことができる。
  • 転職をして自分を守るのは立派な行為。
  • 転職活動は今すぐしても誰も困らない。 
デメリット
  • 思うように成長せず業務スピードが上がらないと残業が増えて自分が苦しむ。
  • 転職は今すぐにすると今の会社に迷惑がかかる。
  • 転職することを伝えるのは2,3か月前と時間がかかる。

なぜ転職したいと思ったか考えてみましょう。

成長と残業の関係性を図解で説明

残業が多い

そのひとつにやることが増えて残業が多くなってしまったことがあるかと思います。
入社して1年目はやることが少なくても、2年目、3年目と過ぎていくうちにやることは増えていきます。
知識や経験が増えていくのでその分処理スピードも上がってこなせるということを上司は考えているんですね。

しかし成長具合が思ったように進まないとこの理論も崩壊してしまいます。
初めは少し残業が増えていくのが、気づいたら30分、1時間と増えてきます。
どこかでスピードが上がるきっかけがあればいいですがそれがないと困ります。
スピードだけが上がっても意味はないですからね。
命を扱う職業なので、できるだけミスなく確実に業務をこなすことを忘れてはなりません。

正確さとスピードアップするコツを紹介

正確さとスピードアップするコツを図解で説明

処方箋を見てピック
・監査時は添付文書を開く回数を減らす 
・薬歴はできるだけ溜めない

処方箋を見てピック

調剤支援票や薬情は事務スタッフがレセコンで入力して印刷するので入力ミスをしている可能性があります。
処方箋を見てピックするのが一番正確な方法です。

しかしスピードや効率を重要視して、調剤支援票や薬情でピックする時もあるでしょう。
そんな時に必ずしてほしいのが、ピックした後はピックしたものと処方箋を確認することです。
このひと手間を加えるだけで品名の取り間違い、錠剤の数の間違いといった単純なミスを防止できます。

監査時は添付文書を開く回数を減らす

監査時はつい気になって添付文書を開く回数が多くなりますよね。
もちろん正確に監査するには添付文書を見て確認することが一番です。
毎回毎回添付文書を開くのに時間がかかるのは当然です。
ポイントはその薬局でよく出る薬の特徴を覚えておくことです。
出番の頻度が多いものの添付文書を開く回数が減ればそれだけ時間の短縮になります。

薬歴はできるだけ溜めない

業務が忙しいとついつい薬歴を溜めてしまうことがありますね。
気づいたら数日前の薬歴を入力していたなんてこともあるでしょう。
この人にはなんて言ったかなということになると思い出すのも時間がかかります。
そうならないためにも投薬したらすぐに薬歴に入力しましょう。

SOAPのSの部分、患者が言ったことなどだけでもすぐに薬歴へメモをしておくとよいです。
調剤禄に鉛筆でメモすることもあるかもしれませんが極力頭に入れましょう。
次の患者の薬歴を開く前に一瞬だけ前に投薬した患者のSを書くことで思い出す時間を短縮できます。

後輩ちゃん
後輩ちゃん

たくさん溜めないようにこまめに処理しないとね!

業務の効率化についてのコツを紹介

業務効率化のコツを図解で説明

まずは業務の洗い出しを行いましょう。
・毎日行う業務
・週に1回行う業務
・月に1回行う業務
・不定期に行う業務

現状の業務を洗い出したらさらに分類しましょう。

  • 機械を活用できるか:今使用している分包機や薬歴のPCの設定などで解決できることは解決。購入しないと無理なら稟議書をあげて購入を検討。
  • 無駄を省けるか:手や足が動いていない時間があるか、理由もなく工程数が多い作業はないか。
  • 他のスタッフへ業務をお願いできるか:医薬品の発注、勤務表の作成、掲示物の貼り替え作業など。

ポイントは担当業務の偏りをなくすこと。

薬品の発注などの在庫管理、交通事故の自賠責保険の請求など担当者がいなくても他のスタッフもできるようにすることが大事です。
業務の滞りがなくなり効率化につながります。
やることが多いのは単に一人の負担が多いだけかもしれません。

一方ではあまり負担がない人がいて一方では負担がかなりかかるというアンバランスな割合かもしれません。
そういう場合はあまり負担がない人に自分の任されていることを少し負担してもらう必要もあります。
薬局長など上の立場になっていくほど負担する業務は多くなるので全部ひとりでこなそうとせずに分担をお願いする勇気も必要です。

逃げるのも自分を守る立派な行為

逃げるが勝ちのイメージを図解で説明

立場のリセットも一つの手

そうはいってもそれができたら苦労しないよとか、もう頼んでもまだまだやることが多いんだという人もいるかもしれません。
そういう人は思い切って転職して一旦立場をリセットするのもいいかもしれません。

心身ともに残業で疲弊してうつ病や他の病気になって健康を損なうまで続ける必要はありません。
会社はあなたの健康や将来を全て保障してくれるところではないということを改めて認識する必要があります。
あなたが病気になって働くことが困難になればまた別の人を雇うということもあり得るので注意が必要です。
なので働けなくなる前に転職をして逃げるのは自分を守る立派な行為なので誰にも文句を言われる筋合いはないのです。

転職したいと思う理由にはゲームをしたい、やりたいことをしたい、しばらく旅に出たいなど様々でしょう。
残業を長い間して会社から疲れて帰ってご飯食べて、寝て、また次の朝が始まる、これでは味気がないですね。
休日は1泊2日でもいいから旅行だってしたくなります。
あるいは有給休暇を使って海外旅行だってしたい方もいるでしょう。

しかし、薬局に勤務するスタッフが少ない場合はそれも叶いません。
長期休暇をとろうとしても遠慮して思うようにとれない人もいるでしょう。

転職活動をするべき時は今

スタッフの人数が少ないと自分が退職するとさらに人が抜けて大変になると思い、なかなか転職に踏み切れないものです。
しかし考えてみてください。
完全に個人の経営する薬局ならともかくグループで経営している薬局ならば代わりの人はいくらでもいます。

自分一人が抜けようが代わりに入れるスタッフはいるので会社の規定にもよりますが退職する宣言を2,3か月ほど前に言えば大丈夫です。
急にその日のうちに会社辞めまーすでは、1か月間のシフトも組まれているので周りに非常に迷惑がかかるので絶対にやめましょう。

冒頭で転職したい薬剤師が転職活動するべき時はいつでしょうか?答えは今です。
と回答していますが、あれは転職活動自体は今の会社に影響はないので大丈夫という意味です。
転職をいきなりその日言われると困りますが、転職活動をその日にされてもすぐに困りはしません。
転職活動はだまっとけば誰も困らないのです。

転職方法は2通り

転職方法とその特徴を図解で説明

自己応募するのと転職エージェントを利用する方法です。

  • 自己応募
  • 転職エージェント

自己応募

自分で直接企業の求人採用ページから申し込む方法です。
応募書類を作り、書類選考、面接、内定という流れです。

【完全ロードマップ】薬剤師転職

企業の情報を自分で一から把握する必要があります。
マイペースでできる反面、効率も悪いです。
非公開求人などの情報を得ることが難しいのであまりおすすめではありません。

転職エージェント

転職エージェントに登録をして、電話等でヒアリング、応募書類作成、求人の紹介、書類選考、面接、内定といった流れです。

【完全ロードマップ】薬剤師転職

企業の情報は転職エージェントがまとめてくれるので自分で調べる必要がありません。
転職エージェントも担当によっては合う合わないもあるため、担当が合わなけば担当の変更または他の転職エージェントを利用しましょう。
自己応募よりも転職エージェントの方が短い時間でたくさんの情報を得ることができ、手間が削減されるのでおすすめです。
早く転職活動をするならば転職エージェントを利用しましょう。

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調剤薬局歴7年/個人在宅や施設の担当経験あり/一通りの科は経験済み/
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